【ニキビ治療薬】効いた薬・効かなかった薬 ニキビ歴数十年が使った感想
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数あるニキビ治療薬の中から、過去に重度のニキビを経験したニキビ歴十数年の筆者が使用し、効果のあったもの・なかったものをご紹します。
※あくまでも個人の感想ですので、ご参考までにお考え下さい。体質による差もありますので、まずは医療機関の受診をおすすめします。
はじめに
このページは、思春期ニキビと大人ニキビ、ニキビとおできの違いや、ニキビやおできのメカニズムにつての知識はある程度あるけど、実際に薬を使ってみてどうなの？という疑問にお答えできればと思い作りました。
なので、治療法なんかは省いて、主に薬を使った感想などについて書いていきます。
ちなみに筆者は「できるだけ病院に通いたくない」「市販薬だけで治したい」というスタンスです。
効いた薬
ゼリア新薬 アポスティークリーム
初期段階のニキビで、腫れてくる前段階の小さなニキビに塗ると、悪化することがかなり減りました。以前であればそのまま進行して大きくなっていたのが、赤くはれることなく、鎮静化してくれてます。
有効成分のイブプロフェンピコノールが、アクネ菌によるコメドの成長を抑えて、ニキビの炎症を沈めてくれる他、患部を殺菌・消毒してくれるので、化膿するのを防いでくれるみたい。
この効果は実際に感じました。
また、血行を良くして、肌代謝・殺菌効果を高めてくれる効果もあるみたい。
肌に優しい、弱酸性・無香料・無着色で、敏感肌でも使えました。
軟膏とは違って、やわらかめのクリーム状で、さらっとして塗りやすいです。
第一三共ヘルスケア ベトネベートN軟膏AS
顔にできた「おでき」（毛嚢炎）に効果があると感じました。
毛穴の表面が詰まって出来るニキビとは違って、皮膚の奥から腫れてくるおでき。出来ると目立つし痛いです。これも初期段階の内に塗ることで、進行を止めて鎮静化してくれると感じました。放っておくと治るのに時間がかかるおでき（毛嚢炎）ですが、悪化を防いでくれるので、2～3日で痛みも消え、跡になることも少なくなりました。
ただ、ステロイドを配合しているので、顔の広範囲に塗るとその部分が白抜けします。白抜けしても半日～一日で元に戻りますが、目立ちそうな頬っぺたや鼻に塗るときは気を付けた方がいいです。出来たおできにピンポイントで少量塗る程度であれば特に問題ありませんでした。出来てもそのままにしておく方が問題なので。
個人的には副作用などはありませんでしたが、ステロイド配合なので使用には少し注意した方がいいかもしれません。
比較的固めで、オロナインのような軟膏です。色は透明。
ビオフェルミン製薬 新ビオフェルミンS錠
ニキビとは直接関係ありませんが、肌トラブルの原因として胃腸の状態が大いに関係していると感じています。
特に下痢が続いたり、消化不良気味の時はニキビができやすいので、整腸剤は継続して飲み続けています。
ドラッグストアの整腸剤コーナーでビオフェルミンの隣に置いてたりする、同等品の整腸剤でもいいと思います。
効かなかった薬
ディフェリンゲル0.1%
皮膚科で処方される塗り薬で1年以上使用しましたが、効果はありませんでした。これで治ったという口コミも見たりしますが、自分には合いませんでした。
皮膚の角化（皮膚表面をつくる細胞が生まれてから角質になるまでの過程）を調節して、毛穴の詰りを抑制する薬で、思春期ニキビなんかには効果があるのかも。
ただでさえ人の見られたくないのに、皮膚科に通って使っていた日々は思い出すだけでつらくなります。
大塚製薬 オロナインH軟膏
言わずと知れた家庭の常備薬で、効能としてニキビ・吹出物とありますが、効いているのか効いてないのかよく分かりませんでした。
殺菌、消毒のあるクロルヘキシジングルコン酸塩液を主成分としているそうで、ニキビの殺菌には効果がありそうですが、これで治るのかというと疑問です。
ただ、安価で手に入れやすいので、試してみる価値はあります。実際、効果があったとする口コミも大いので、軽度のニキビにであればこれで十分なのかも。
エスエス製薬 ハイチオールBクリア
皮膚細胞の新陳代謝を正常化し、ニキビを内側から治す飲み薬。
これも効きませんでしたね。尿が黄色くなるだけでした。
一日一錠でいいので、続けやすく、軽症なニキビの方にはこれでいいのかもしれませんが、重症の場合は意味なさそうです。
プロアクティブ
薬ではないのかもしれませんが、思春期ニキビに悩んでいた時期に数年間使用しました。
当時、心配した親が契約してくれたのですが、効果は感じられませんでした。
洗顔料と化粧水、薬用美容液なんかがセットで届くのですが、今思うと洗顔料にスクラブが入っていたり、美容液の匂いがきつかったり、刺激が強かったのかもしれません。
もしかすると、洗い方や使い方に問題があったのかもしれません。
最後に
ニキビに効いた薬・効かなかった薬のご紹介でした。
あくまでも筆者自身の個人の感想なのですが、少しでご参考になればと思います。
