【ボイラーソルトとは】何に使う? 食べれる? なんとなく理解できるザックリ解説
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ボイラーソルトについてざっくり解説
このページは「鳴門塩業 ボイラーソルト」についてなんとなく理解したい人向けの、ざっくり解説です。
※専門的な知識を得たい人向けではありませんので、ご注意ください。
ボイラーソルトとは!
- ボイラーの中にカスが溜まると壊れるので、それを防止する為に使う塩
- 冬場の凍った道路を溶かすのに使える
- 土壌処理に使える
- 一応、食べても大丈夫
以上です。
ここから先はざっくり解説。
時間のある方だけご覧ください。
ボイラーソルト?なにそれ?
ボイラーソルトとはなにか。
どう使うものなのか。
ソルト(塩)なら食べても大丈夫なの?
今回は誰にでも分かりやすく、専門的な用語を使わずに、ざっくりご説明していきます。
そもそもボイラーとは
本題に入る前に、「そもそもボイラーとは何ぞや」というところから。
まず電気ポットをイメージしてほしい。
電気を使ってお湯を沸かす機械。わいたお湯でコーヒーを飲んだり。
次に加湿器。これも電気で水を温めて、発生した蒸気を使って部屋を加湿したりする。
さて、この原理をより大掛かりにして、大量の水を沸かして、発生した蒸気を使って発電機を回しているのが火力発電と呼ばれたりするやつ。
こんな風に「温水」や「蒸気」を作って供給する装置のことをボイラーと言って、工場やビル、商業施設なんかで使われています。
ボイラーは軟水じゃないと壊れる
水道水をボイラーに入れると壊れます。
よく、水道水を飲もうとすると、「カルキが~」という人がいると思います。
そこでもう一度、電気ポットを思い出してほしい。
電気ポットをしばらく使っていると、内側に白い結晶が溜まっているのを見たこがありませんか?
これは水道水に含まれる「カルシウム的なものとか」が結晶化したもので、温度とかの一定の条件が揃うとこれらは結晶になります。
外国のミネラルウォーターは「いろはす」とは違って変な味がするでしょう?
あれも同じでカルシウム的な硬質成分が含まれているから。
ポットと同じ原理でボイラーの水の中に含まれる「カルシウムとかマグネシウムとか」の結晶が出来てしまうと、効率が悪くなって、最悪の場合壊れます。
それでは困るので、ボイラーに使う水は「カルシウム的なやつ」を除去した「軟水」じゃないといけないのです。
ボイラーソルトは軟水器を復活させる
色々入っている水を軟水にするのが軟水器で、ボイラーに使う水はこの装置を通ってからボイラーの中に入ります。
軟水器の中にはイオン交換樹脂と言う魔法みたいな樹脂が入っていて、これが要らない成分を除去して軟水に変えてくれる。
でも使いすぎると除去する効果が弱くなってしまうので、一度塩水で洗ってあげると復活する。
この時に使うのがボイラーソルトなのです。
硬質成分を除去出来ないと、ボイラーの中で結晶が出来てしまって壊れるので、そうならないために、軟水器の中にボイラーソルトを投入して洗ってあげてる訳なのです。
その他の使い方
ボイラーソルト、実はボイラー以外にも使えます。
冬場、雪で凍った道路の融氷雪作業。
除草など、土壌処理にも使えますよ。
一応食べれる
メーカーによると、ボイラーソルトは食品工場で作られているので、食べても問題はないとの事。
ただし、食品として輸送・管理されていない為、食用としては推奨出来ないそうです。
まとめ
ボイラーソルトはボイラーの運用には必須。
融氷、土壌処理にも使える。
食えなくはないけど、やめといた方がいい。