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「新世紀 エヴァンゲリオン」や「シン・ゴジラ」、今話題沸騰中の「シン・ウルトラマン」を手掛けた、庵野秀明監督による次回作「シン・仮面ライダー」が2023年3月に公開されます。
そこで今回は、現時点で分かっている「シン・仮面ライダー」に登場する敵対組織である「SHOCKER」と登場する「怪人(AUGMENT)」について、原作漫画やテレビ版との相違点を確認しながら解説していきます。
ショッカーの比較
原作の「ショッカー」
石ノ森章太郎氏による原作漫画とTV版の仮面ライダーに登場する「ショッカー」とは、人間に改造手術を施し、昆虫や動物の能力を付与させた「改造人間 / 怪人」を用いて、世界制覇を企む悪の秘密結社。
主人公である本郷猛と一文字隼人に改造手術を施したのも、このショッカーであり、仮面ライダーはショッカーの改造人間計画を阻止するために戦うのです。
本日2022年3月18日は映画『仮面ライダー対ショッカー』公開から50年。
— 『シン・仮面ライダー』【公式】 (@Shin_KR) March 18, 2022
記念に『 #シン・仮面ライダー 』公式HPへ、秘密結社Sustainable Happiness Organization with Computational Knowledge Embedded Remodeling、通称 #SHOCKER の項目を追加しました。https://t.co/ASUZ8E1aOE
御期待ください。 pic.twitter.com/XrJGLbn7RV
シン・仮面ライダーにおける「SHOCKER」
”Sustainable Happiness Organization with Computational Knowledge Embedded Remodeling” の略となっており、和訳すると「コンピューター認識の埋め込み改造による持続可能な幸福組織」。
かつての抽象的な「悪の秘密結社」でなく、より現実的かつ現代的な組織であることが予測されます。
近年現実味を帯びてきた、機械と人間の融合、テクノロジーによる人体能力の増強、人間拡張(Human Augment)によって人類の幸福を追求する組織なのではないかと想像しています。
#SHOCKER pic.twitter.com/JCVdJmwfoA
— 『シン・仮面ライダー』【公式】 (@Shin_KR) March 17, 2022
登場する怪人
ここからは、現時点で判明している登場怪人を比較解説。
初期のテレビ版に登場する怪人名は蜘蛛男、蝙蝠男(人間蝙蝠)、蜂女と言った呼称が多い(中期はカタカナ名も)ですが、シン・仮面ライダーでは「○○オーグ」(Augment/オーグメント:増強)という呼称で統一されているようです。
クモオーグ / 蜘蛛男
蜘蛛男は記念すべきテレビ版の第1話「怪奇蜘蛛男」及び漫画版「怪奇くも男」に登場する怪人。
改造手術の途中で脱走した本郷猛を連れ戻し、完璧なショッカーの改造人間にすることが使命。
第一話はダムで戦うシーンが印象的ですが、特報映像にも同じくダムでのカットが映っていました。
【単発カラー劇場映画 #シン・仮面ライダー 撮影想起】
— 『シン・仮面ライダー』【公式】 (@Shin_KR) February 19, 2022
撮影 #庵野秀明
御期待ください。#浜辺美波 pic.twitter.com/dA638Y6oPu
原作およびTV版に見られる特徴的なマスクの三つ目は踏襲しつつ、より現代風にアレンジされているようです。
コウモリオーグ / 蝙蝠男
蝙蝠男は「子供が怯えて困る」との声が続出した第2話「恐怖蝙蝠男」及び、漫画版「空とぶ吸血魔人 こうもり男」に登場する怪人。
初期のTV版で最もホラー色が強いこの回。
真っ暗な中でうごめくライダーと怪人の不気味さは、庵野秀明監督も記者会見の際に言及していました。
その牙から注入するビールス(ウイルス:テレビ版ではそう呼ぶんです)で人間を自由に操ることができる蝙蝠男。
因みに、解毒剤は羽の爪。漫画版でライダーに引きちぎられます。
現時点では後ろ姿のみで、全容が明らかになっておりませんが、実験器具の前に立つ姿から科学者であることが推測されます。原作とは違い自らビールスを培養しているのでしょうか。
テレビ版での恐怖感と不気味さが、映画ではどうなるのかが楽しみです。
ハチオーグ / 蜂女
テレビ版、第8話「怪異! 蜂女」に登場する冷酷非道な蜂女は、特殊な眼鏡を使って人間を催眠状態にし、人々を毒ガスの製造工場で労働させるのが使命。本作唯一の女性怪人(声が女性だったり、女王アリの怪人はいるが)である。
漫画版にも一応登場するが、仮面ライダーとの直接の戦闘はなく、先にライダーにやられた蜘蛛男について、こうもり男と会話をするシーンにのみ登場します。
シン・仮面ライダーに登場するハチオーグは原作とは違い、ライダーの様な重厚なマスクを装着してる模様。このマスクもライダーと同じく脱着可能で、正体は女性であると想像しています。
#シン仮面ライダー
— (株)カラー 2号機 (@khara_inc2) May 31, 2022
📍デザイン画#出渕裕 さんによる
ハチオーグのデザイン画です。
実際に制作していくにあたって、
細部にわたり議論が重ねられ
今の形になりました。
御期待下さい。#シン・仮面ライダー
🎬2023年3月公開。お楽しみに〜!! https://t.co/v1344uAHqv pic.twitter.com/MdkmbS1y5f
サソリオーグ(?)/ さそり男
現時点では登場するか不確定ではありますが、特報映像にその姿が確認でき、マスクについているサソリの鋏の様な装飾から、TV版第3話「怪人さそり男」を踏襲した怪人「さそり男」ではないかと推測しています。
ちなみに、漫画版には登場しません。
原作のさそり男の正体は本郷の親友である事から、シン・仮面ライダーでも本郷の友人か近しい関係の人物がSHOCKERによって改造されている可能性が考えられます。
また原作とは違い正体は女性なのかもしれません。
仮面ライダーの説明を比較
最後にポスターに書かれているキャッチコピーを比較。
新ポスター・チラシも完成。
— 『シン・仮面ライダー』【公式】 (@Shin_KR) May 13, 2022
Kamen Rider Takeshi Hongo is an augmented human being.
He was upgraded by SHOCKER, an all-loving secret society that pursues happiness for humanity.
Kamen Rider has pledged to fight against SHOCKER to ensure human beings stay human.
御期待ください。 pic.twitter.com/qg13fPXjQ4
ティザービジュアルにはこう英語で書かれています。
”仮面ライダー、本郷猛は改造人間である。彼は人類の幸福を目的とする愛の秘密結社、SHOCKERによって改良された。
仮面ライダーは人間が人間であり続けるため、ショッカーと戦うのだ。”
因みに、テレビ版でのナレーションはこうです。
”仮面ライダー、本郷猛は改造人間である。彼を改造したショッカーは、世界制覇を企む悪の秘密結社である。
仮面ライダーは人間の自由のためにショッカーと戦うのだ。”
いかがでしょうか。
ここに書いたことはあくまでも推測の域でしかありませんが、こうしてストーリーを妄想するだけでもワクワクしてきます。
ストーリーを予測した、以下の記事も併せてどうぞ。